フィリップ・スタルク 「Ed Archer」 Driade
●美しいフォルムを持つチェアの名は「Ed Archer](エド・アーチャー)
Driadeで今も続くプロジェクト「Aleph」でフィリップ・スタルクが1986年に発表したチェアです。
スプリング・タブラー・スチールで作られた加圧を適度に分散するシェルを贅沢にロシアンレザーで包み込んでいます。
見えないところでさえ革紐で編みこんである徹底ぶりです。デザインに妥協を許さないスタルクの意志が感じられます。
まるで女性のようなシルエットを持ち、後ろ足は芸術的なキャストアルミニウムの一体鋳造となっています。
● Philippe Starck フィリップ・スタルク (1949〜 )
あらゆる分野に才能を発揮する、日本で最も有名なデザイナーの1人。
数々の賞を受賞し、仏大統領より「OFFICER DES ARTS ET DES LETTRES」の称号を授かっています。
ニューヨークのロイヤルトンホテル、パラマウントホテルに代表されるインテリアデザインにはじまり、
カルテル社やドリアデ社、フロス社の家具や照明器具、
ドーム社のクリスタルやアレッシィ社のキッチン用品など、
多様なデザインフィールドで独創的な表現を続けています。